ロボットアニメを変態的視点から覗き込むブログ

自分の趣味のロボットアニメ、SF、歴史、その他適当に興味を持ったものについて連々と書き重ねるブログ面白い事は言えません。

ロボット物の刀剣の取り扱いについて

どうも、メッカンダです。

更新日時を予定したにも関わらず、諸事情で延期してました。

不安あふれる船出ですが、まあなんとかしていきます。(適当)

 

さて今回は日本というお国柄の作品で頻繁に出てくる武器である刀、ロボットアニメでのその取り扱いについてです。

日曜に放映している鉄血のオルフェンズでもバルバトスが扱ってますね。

今週の回では三日月に扱われもしませんでしたが。

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 MS戦闘はいわばガッチガチの鎧の巨人たちの潰し合いですからね、我流で戦闘やっている彼では使いづらいのも頷けます。彼の刀の使い方であるコクピットつぶし、装甲の薄い首周り狙いといった行為は実は介者剣術(鎧を着た武士に対して関節など守られていないところを狙う剣術)に近いことをやってます。すげえよミカは・・・。

他に介者剣術を戦闘で使ってるものとしては、装甲悪鬼村正が挙げられるでしょうか。

村正は剣術の構えから打ち合いの仔細な描写まで剣術描写はかなりしっかりしているので、剣術に興味ある人には特にオススメです。

 

 さて私達が普通見る刀の切り方は、江戸時代以降の素肌剣術と呼ばれるものらしいです。(どうも素肌剣術と介者剣術の境界線については喧々諤々の議論が起きているようでがここでは省略)刀を使っている他のロボットアニメの切り方については、これに準拠してると考えてよいでしょう。

 刀を使っているロボット(注:スパロボ限定)については、こちらの片刃剣の項目を参考にでも。

個別兵装 (格闘系) - スーパーロボット大戦Wiki

 

 ロボットが刀を使うことの是非については色々あると思いますが、個人的にはありだと思ってます。何故かと言うと、刀で「斬る」という行為には手首で「押す」・「引く」という動作が付き纏うからです。要は人間の腕の構造を持つロボットなら刀も扱えるんじゃね?ということです。

 んじゃさっきの硬い相手に使いづらい云々の話はどうなるんだ?と思っていたら調べてたらなかなか興味深いことが。戦国時代の日本刀や太刀は、刃が肉厚で場合によっては丸刃も用いられていたというのだ。斬れなくても、ぶっ叩ければ問題ない・・・あれ、これ刀の必要性あるか?まあFSSのジュノーンのように切り潰すという事も出来ると考えればありですかね。

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元祖ロボットアニメの剣の必殺技天空剣Vの字斬りはまさしくそういう形ですね、大上段で振り上げてそのまま叩ききる。天空剣のフォロワーっぽい勇者パース、サンライズパースも斬り方は似たような構えです。姿勢はともかくとして、斬り方は薬丸自顕流の蜻蛉からの切り方が意識されているように見えます。示現流とは異なる流派なので注意)薬丸自顕流の心得には一撃必殺が唱えられていますし、まさしく必殺技にふさわしい斬り方なのかもしれません。

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 薬丸自顕流の蜻蛉の姿勢、大上段からの振り下ろしの流れはロボットアニメの剣の必殺技そっくりである

 

他によく使われる刀の切り方として、袈裟斬りがあるが実はこれ結構難しいらしい。というのは、刀で斬るときに刃筋が立てて切らないと、最悪刀が折れてしまうらしい。この刃筋を立てるという行為は、斬りやすく壊れにくい角度で対象物に刃を入れること。考えても見てほしい、機動戦やってるロボットに対し自分の位置と刃筋を通すことを意識して、ロボットの腕部と姿勢を微調整することの難しさを。我々が何気なく見る、刀で斬りまくるという行為は、実は凄まじい高度なことをやっているわけです。

 

そう考えるとロボットが刀を扱う上で重要なのは、操縦者の技量か機体自体の修正力になるのでしょう。ライガットが刀を扱うのが下手くそな描写は必然だったわけですね。

また刀で相手の攻撃を受けるときは、刃で受けるのでなく鎬で受けるのが理想だそうです。刃で受けるのが勿論刃こぼれしてしまうから、ですが鎬で受けるという事が技量が高い技だそうで、やはり刀の扱いは難しい。

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鉄のラインバレルより、おそらく悪い例。

 

逆の発想ですが簡単な刃物の扱い方として突くがあります。ヤクザのドス持って特攻スタイルは技量がないからこそで、しかもこのスタイルはなかなか脅威だったらしいです。つまりアルトアイゼンの戦闘スタイルは正しかった・・・?そう考えるとナイフを持っているロボットも、使い勝手の面では意外と馬鹿にできないのかもしれません。 

 

 

ごちゃごちゃしましたが総括すると、人間でもロボットでも刀扱うって難しいよねという身も蓋もない結論に落ち着きました。そして斬艦刀は果たして刀なのか?という疑問も。ゼンガーの兄貴無茶苦茶すぎるだろう。

 

そんなこんなでブログの第1回をとりあえず終了。

次回はアマゾンプライムでやっている「Mr. Robot」について書く記事をやるかもしれません。いややると思いますよ、きっと。