セイバー使い始めた人の少し怪しい、2018年楽天セイバー分析 投手編 岸孝之
昨日は仕事疲れとやることで更新諦めました、メッカンダです。
さて始めましょう、楽天イーグルスセイバー分析。
今回は楽天イーグルスの2大エースの一人、岸孝之選手を取り上げます。
まずは2018年度成績から。
防御率 | 勝 | 負 | 奪三振 | 試合数 | 投球回 |
---|---|---|---|---|---|
2.72 | 11 | 4 | 159 | 23 | 159 |
今年度最優秀防御率を打ち立てたのは流石ですね、この防御率があったからこそ、勝ち星もついてきたという感じでしょうか。
ではさっそく、セイバー分析もドン!
防御率が優秀なのと比例するように、WHIPも優秀ですね。
前年度と比べて四球数も減っており、K/BBの値からもそれが伺えます。K/9の数値も則本並みに高く、三振も取れて四球もあまり出さず抑えることが出来る、まさしくエースの投球をしていたことが分かりますね。
逆説的に言えば、エースの条件というのは投手を出塁させず、四球を出すことなく、ある程度狙って三振を取ることができるピッチャーということになるでしょう。
そう考えると、コントロールがよく、カウント玉、決め球があれば、エースが狙える投球スタイルだといえるのでしょう。それをするためにプロ野球選手は苦労してるのですから、かなり難しいハードルなんでしょうけど。
さてデータ的に気になるのは、HR/9の高さ。もともとフライPなので飛翔しやすいと言われていましたが、データでもそれを示しています。その影響でFIPも防御率とかなり乖離していますね。
ちなみに一番HRを喰らった球団は西武ライオンズの8本。いかに楽天をカモにしていたかが分かりますね。
個人的に気になるデータは本年度の月別成績。
7月から調子を落としているのが見て取れますね。投球回も7月からガクンと下がっています。
夏頃から、レギュラーの野球選手にはつらい時期とはいいますが、彼自身の年齢が来年35と野球選手としては衰えも見えてくるタイミングだけに通年で活躍できるか怖いところです。
2度目の優勝が先か、野球選手としての寿命が先か。
来年、再来年あたりが勝負の年となるかもしれません。
それではまた近いうちに。次回は楽天左のエース、辛島でお送りしたいと思います。ではでは。