今アマゾンプライム激押しの連続ドラマ「MR.ROBOT」感想
どうも、お久しぶりです
ブログを放置して乾物にしそうだったメッカンダです。
世間は鉄血最終回で盛り上がっている中、
今回は前回予言していた通り、今アマゾンプライムで最も熱い連続ドラマ
「MR.ROBOT」の感想行きます。
あらすじ:
昼はセキュリティ会社で働く主人公エリオットは、プライベートではハッキングを行いハッカーとして正義を守る二重生活を続けていた。そんな折、地下鉄で出会った謎の中年男性に、勤め先の仕事の依頼主である「evilcorporation」へのハッキングを持ち掛けられる。依存するヘロインの供給先である隣人のシェイラと、幼馴染で会社の同僚であるアンジェラとの関係、謎めくハッカー集団の邂逅と確執、「MR.ROBOT」の正体、そしてエリオットの行動の先にあるものとは?
主人公がぶっ飛んでます。
物語の主人公は得てして共感させるべくある程度の論理感を持ち合わせていますが、この主人公はその論理の壁を易々と突き抜けていきます。
そして彼自身もヘロインでぶっ飛んでいきます。
司法の壁もセキュリティの壁もぶち超えて、ハッキングをこなしていくナードの鏡な彼、エリオットです。彼自身の願望は、勤めるセキュリティ会社の一員として日々平凡な生活を過ごすことです。ハッカーであることは勿論前提のうちですが。
洋物の連続ドラマにありがちな息もつかせぬ展開は勿論のこと、クライム物として様々に襲い掛かる事象が主人公と視聴者の倫理観を揺さぶります。主人公が出会う「Mr.robot」のジャケットを来た中年男性との掛け合い、主人公をスカウトに現れる「エヴィルコーポレーション」の重役ドン・タイレルの行動、そして道を踏みはずしたように見えて常識を保っているエリオットの内面に徐々に浮かび上がる思考・・・。
友人と話して気づかされましたが、この作品は本当に様々な作品、物事をモチーフにしています。「Vフォーヴェンデッタ」、「フリーWi-Fi」、「ファイトクラブ」、「アメリカの金融社会」、「Mr.robot(stvxの曲:モチーフっぽい曲らしい)」、「facebook」、「アラブの春」、「階級闘争」、「企業公害」etc…
ネットのセキュリティと社会の穴を描いたように見えて、人と人との闇、そして人の心理が生み出すものについて描いている。SFも視聴したいし、人間の内面描写に触れる作品をみたい・・・!そんなあなたにうってつけの作品!第2シーズンの放映ももうすぐ、アマゾンプライムの一か月無料視聴もあと僅か!(かも)面白さは保証します、ネットと人の心が生み出すダークさを描き出した本作、ポテチを片手に1クリックいかが?(・・・これでいいですよね、Amazonさん・・・)
次のお題は、最近終了したフルメタル・パニックアナザーの感想&考察!
(・・・続けられたね)